実はカップルが別れやすい時期というのは統計的にわかっています。この記事ではいくつかの統計的なデータから導き出されたカップルが別れやすい記事を紹介し、それが恋愛にどのように活用できるのかについてもご紹介します。
カップルが別れやすい時期を知っておくと…
カップルが別れやすい時期についての知識はアクティブにもパッシブにも恋愛に活かせます。
例えば、気になる異性がいるけど今は彼氏/彼女がいるからアプローチできない…という場合に、別れやすい時期を狙ってアプローチしてみる、といった具合です。
特に別れたばかりの時期は心が弱っているため、その心の隙間を埋める形で相手との距離を埋めやすく、言ってしまえば狙い目のタイミングでもあります。
また、自分が現在お付き合いしている相手がいる場合は、関係に傷が入りやすい時期を知っておけば、いつもより少しだけ相手のことを気にかけてあげることで、破局を未然に防ぐことにも役立ちます。
ただし悪用する/されるのにはご注意ください。
というのもカップルは突然別れるものではありません。恋人関係は多くの場合、破局する前から段々と不満が溜まっていったりして、徐々に関係が冷めていくものです。
別れた後の異性を口説くのは倫理的にもまったく問題ありませんが、恋人とうまくいっていない、破局しかかっている異性を狙うのは倫理的に褒められたものではありません。
カップルが最も別れやすい時期
カップルの別れが最も多い時期についての研究はいくつかありますが、日本においては3月が最も多くなっています。これは日本において学校の卒業や会社の部署移動のタイミングが多いのが3月であり、物理的に場所が離れてしまうことや、それに伴う環境の変化が原因ではないかと考えられています。
アメリカでも卒業シーズンにあたる5月~6月、長期休暇の時期である12月~1月は別れが多いという研究結果もあり、やはり物理的な場所移動や環境の変化により別れが増えることを裏付けています。
日本では3月に別れが増えるのだとすると、その少し前である2月の後半あたりからカップルがギクシャクしたり、関係が冷めてくることが多いはずです。
想い人に彼氏/彼女がいる人はこの時期はアプローチをかけるチャンスですし、既に交際相手がいる方はこの時期の少し前から今後についてしっかり話し合っておく、相手のことをいつもより少しだけ気にかけてあげるなどすれば、悲しい別れを未然に防げるかもしれません。
カップルが別れやすいもう1つの時期
実はカップルが別れやすい時期はもう1つあります。クリスマスの2週間くらい前です。
クリスマスは日本において、カップルたちの最大のイベントです。(誕生日や交際記念日といったここにバラつきのあるものを除く)
それだけにイベントに向けた準備段階で温度差が出やすく、それが別れの原因になることが多いとされています。
たしかにクリスマスはカップルにとって最大のイベントである一方で、商業的なかき入れ時でもあります。
例えば彼女がクリスマスはどこへ行こう、プレゼントは何を買おう、という消費者的な視点で盛り上がる一方で、彼氏の方はクリスマス商戦や年末商戦に向けて仕事が忙しい…という温度感になってしまえば、見事に噛み合いません。
そんな中、街を歩けばきれいに彩られたイルミネーション、右も左も手を繋いだり腕ハグして歩くカップル…となると、感情が揺さぶられてしまうのも無理はありません。
クリスマスは大きなチャンスであると同時に、カップルにとって危険な時期でもあるのです。