定期的な運動をするかどうかで、年収に大きな差が生じることが統計的に明らかになっています。今回は、研究データを交えながら「運動習慣」と「年収」の密接な関係について解説します。
運動で年収が14~17%アップする可能性
フィンランド・ユヴァスキュラ大学で行われたある研究が、運動習慣と収入の関係について驚くべき結果を示しました。
この研究は、5042人の男性を対象に、運動習慣と15年後の年収を調査したものです。研究の結果、運動を定期的に行う人は、運動しない人に比べて 平均14~17%も年収が高い ことがわかりました。
お金持ちだから運動できる?いいえ、違います!
この結果を聞いて、「裕福な人が運動する時間を持てるだけでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、この研究では以下の要素を全て考慮し、結果を調整しています。
- 健康状態
- 遺伝的な要因
- 家族構成
- 教育レベル
- 結婚の有無
- 外見的な魅力
その上でも、運動習慣と年収には明確な相関関係があったのです。
なぜ運動が年収を左右するのか?
研究者たちは、この相関関係の理由として「粘り強さ(グリット)」を挙げています。運動には、続けることで困難を乗り越える能力を育てる効果があると言われています。
例えば、筋トレやランニングをしていると、途中で「やめたい」と感じる瞬間があります。それを乗り越えて継続する経験が、「困難な状況でも粘り強く取り組む力」を養うのではないか、という仮説です。
この力が、仕事においても課題を克服する能力として発揮され、結果として高収入に繋がる可能性が高いと考えられています。
30代から運動を始めても遅くない!
10代や20代での魅力が評価される時期を過ぎると、30代以降は「現在の習慣」がその人の評価を決定づけます。そのため、30代以降で運動習慣がない場合は、健康面だけでなく年収面でも損をするリスクが高くなるのです。
さらに、運動しないと老化が加速することが知られています。運動不足は認知機能の低下にも繋がるため、運動を習慣化することは、収入だけでなく健康維持の面でも重要です。
どんな運動をすればいいの?
運動習慣を身につけるには、以下のポイントを参考にしてください。
- 継続可能な運動を選ぶ:ランニング、ヨガ、筋トレなど、自分に合ったものを見つけましょう。
- 目標を設定する:週に何回運動するか、時間を決めると続けやすくなります。
- 楽しさを重視:音楽を聴きながらや、友人と一緒に運動するのもおすすめです。
具体的な運動プランや継続するコツについては、専門的な情報源やトレーニングアプリを活用するのも効果的です。