女性はごく短時間で男性の将来性まで見抜いている!?残酷な現実

女性はごく短時間で男性の将来性まで見抜いている!?残酷な現実

私たち人間は生まれつき、初対面で相手のことを見抜く能力がある程度備わっています。というより、備わっていない個体はほとんど淘汰され終わっています。この記事では現代の女性が初対面の男性のオスとしての力をどの程度見抜いているのかについて、心理学の実験をもとに解説します。

なぜ女性はいわゆる「悪い男」にハマってしまうのか

女性は生まれながらにしていい男を見抜く能力が備わっているにもかからわず、なぜいわゆる「悪い男」にハマってしまう女性がこうも多いのでしょうか。

これは「良い男」「悪い男」の定義の問題で、女性の本能から見た「良い男」こそが、現代社会一般でいうところの「悪い男」だからです。

女性の本能は別に「道徳的に良い男性」を選んでいるわけではなく、「生物として強いオス」を選んでいます。生物として強いオスなので、1人の女性に固執しない(=浮気する)し、暴力的だし、子孫をたくさん残すために生まれた子供や家庭には無責任で長続きしない傾向にあります。

進化生物学や脳科学・神経科学の分野では、人間の脳は原始時代とまるで変わっていないことがわかっています。つまり女性の本能は「原始時代で成功しやすいオス」を選んでいるのであり、本能に従えば現代で言う「悪い男」を自ら選んでしまうのは割と当然です。

女性の脈は男性のどこに反応しているのか

顔の左右対称性

生物学的には、女性は例えば男性の顔の左右対称性を見て魅力を判断していることがわかっています。

顔の左右対称性が高いということはそれだけ遺伝子がきれいである可能性が高く、将来その男性の子供を産むことになった時にきれいな遺伝子(=病気になりづらい、など)を受け継げる可能性が高く、要は自分の子供の生存可能性が高いわけです。

女性は生物的に、男性よりも将来残せる子供の数が少ないため、自分の子供の生存可能性が高いかどうかを無意識に重視しているわけです。

運動神経

女性は男性の運動神経を顔だけで見抜く、という実験結果もあります。

800人の女性たちを集めて、これからツールドフランスという自転車競技に参加する男性を顔写真だけで評価してもらい、その評価をレース成績と比較したところ、明確に相関性が見られたという実験結果があります。

女性たちは男性のサイクリストとしての能力を一切知らない状態で、顔だけで魅力度を評価しただけなのに、実際にレースで上位10%に入った男性は、それ以外の男性に比べて平均で25%も魅力度が高いと評価されました。

この実験から、女性たちが男性の顔のどこを見て能力を判断したのかはわかりませんでしたが、女性は顔だけで男性の身体的な能力、あるいは競技に勝てる能力を見抜けることがわかりました。

ちなみにサイクリストの写真が笑顔かどうかは魅力の評価とは相関関係がありませんでした。

運動能力を高めればモテるのか

女性が男性の魅力を測る時に運動神経の良さを重視していることは複数の研究から明らかになっています。人間の脳は原始時代とほとんど変わっていないので、運動神経が良い=生存に有利、となって魅力的に映るのは生物学的にも自然です。

では、男性は身体を鍛えて運動能力を高めれば女性からの異性としての評価が高まるのでしょうか。

これはかなり微妙なところで、いくつもの研究を見てきた私の意見としては「まったく効果がないわけではないが、先天的な運動神経の影響の方がはるかに大きい」と考えています。

例えば後天的に鍛えた運動能力は子供への遺伝にはほとんど影響を与えないため、女性からすれば後天的に身体を鍛えた男性を選んでも自分の子供が生存に有利になるわけではありません。

また、身体を鍛えるといっても、生まれつきテストステロン値の高い男性とそうでない男性では、同じトレーニングをした時に出る成果があまりにも違い過ぎます。

さらに、いくら筋肉量を増やしても動体視力が悪ければ実際の筋肉の動きがこわばってしまいますし、神経細胞への電気信号の伝達がスムーズでなければ、動作にどこかぎこちなさが残ってしまいます。(簡単に言えば動きがなんかカッコ悪いというやつ)

私たちはとうに答えを知っている

様々な研究により裏付けが進んでいますが、結局のところ私たちは小学校から中学校、遅くとも高校までにはモテの答えを知っています。科学的な研究はそれを裏付けるばかりで、もしも意外に思ったとすればいささか観察力が鈍いと言わざるを得ません。

野球部やサッカー部のエースはやはりモテますし、一番うまいわけではなくても部長(その集団でのボスというラベルが貼ってある)はモテます。モテたければ上位のオスになるしかありませんが、それが先天的な要素でほとんど決まってしまっていることも私たちは知ってしまっています。

今回の研究で明らかになったのは、女性は先天的に運動神経の良い男性を求め、どういうわけか見た目だけでそれを見抜いている、ということです。

そしてこれは必然的にテストステロン値が高い男性を好むということであり、つまり暴力性が高かったり浮気性の男性を自ら選んでしまっている、ということです。生物学的な視点で観察すると、ヒトの社会はサルの群れとあまり変わりません。

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