恋人や夫婦関係はもちろん、付き合う前のタイミングであっても、女性が「その気」になるタイミングを知っておくことは役に立つはずです。この記事では学術的な研究をもとに、女性がそういう気分になりやすいタイミングを5つご紹介します。
1. キスが良かったとき
2013年、オックスフォード大学の研究で、男女902名を対象に、キスが恋愛においてどれほど重要かを調査した結果、女性は男性よりもキスを重視していることが明らかになりました。
別の研究では女性はキスを通じて相手の健康状態や遺伝的適性を無意識に判断している可能性があるとされています。キスが良かったと感じた場合、相手への好意が一気に高まり、そういう気分のスイッチが入ることがあります。一方、キスの感覚が期待外れだと、一気に興味を失うこともあるため、キスの質は非常に重要です。
2. 安心感が高まったとき
心理学では、女性のそういう気持ちは「安心感」の影響を強く受けるとされています。これは進化的な観点から、自分と子どもを安全に守れる環境でのみ子孫を残そうとする女性の遺伝子が生き残ってきた傾向があるためです。
男性がストレスや危機的状況で性的な気分になりやすいのに対し、女性はその逆で、安心しているときに性的欲求が高まります。例えば、信頼できるパートナーとの穏やかな時間が、女性の気分を高める大きな要因となります。
3. 血行が良くなったとき
血流が良くなると、女性ホルモンであるエストロゲンやオキシトシンが活性化し、女性はそういう気分になりやすくなります。温泉やマッサージなどのリラックスする活動は特に効果的です。
特に下半身の血流が良くなると、ホルモン分泌が促されるため、デートにスパやマッサージを取り入れることがおすすめです。
4. 十分に睡眠をとったとき
睡眠不足が続くと、女性の性的欲求や感情の高まりが低下します。逆に普段より1時間多く睡眠が確保されると、女性は性欲が11%向上するという研究結果が報告されています。
休日にパートナーを少し長めに寝かせてあげるだけで、その日の関係がより良いものになる可能性があります。
5. 満腹感を感じたとき
ハーバード大学の研究によれば、女性の性欲を司る脳の領域は、食事後に活性化する傾向があります。特に血糖値が安定しているとき、女性は気分が安定しやすく、性的な欲求も高まりやすいです。
女性は空腹状態では性的欲求が抑制されやすいです。軽い食事や甘いデザートを楽しんだ後は、気分が高まりやすくなります。
女性が「その気」になるタイミングには、心理的・身体的な要因が大きく関係しています。今回紹介した5つののポイントを意識することで、パートナーとの関係がより深まり、円滑なコミュニケーションが可能になります。