【男女別】初対面の相手にモテる要素とは

【男女別】初対面の相手にモテる要素とは

私たち人間は、関係の浅い相手と深い相手で見るポイントが変わってきます。しかし最初に良い印象を与えなければその先はありません。この記事では関係が最も浅い初対面において、異性として良い印象を与える要素についての研究をご紹介します。

初対面で最も重要なモテポイント

ノースカロライナ大学は、被験者を男女のペアとしてスピードデートを行ってもらい、相手からもう一度会いたいと思われる男性/女性にそれぞれどのような特徴があったのかを調査しました。

スピードデートとは初対面で5分などごく短い時間だけ話してもらうもので、5分話したら終了、ペアを変えてまた次の相手と話す、というものです。

調査の結果、初対面で最も異性に良い印象を与えたのは男女ともに共通していて、それは「ルックスの良さ」というごく当たり前の結果でした。

一応、ルックスといっても

  • 顔の造形
  • 体型
  • 服装/ファッション
  • 髪型

など、後天的に変えられる部分もあるにはあるのですが、やはりモテたければルックスを磨け、という身も蓋もない結果です。

最近の若者が美容整形に通ったり、骨切りたいなどちょっと怖い言葉を口癖のように言うのも納得できます。結局、私たちは生まれついた遺伝子に人生の多くを左右され過ぎているのが現実です。

初対面での印象が悪ければ次はない

当たり前ですが、初対面での印象が悪ければ次に会う機会自体が基本的にありません。ナンパ、マッチングアプリ、婚活、すべてそうですが、初対面で特に惹かれなかった相手とデートに行ったり、次に会う機会自体が存在しません。

学校の同級生や仕事仲間など、初対面の印象がどうであれ次また会える関係性であれば話は違ってきますが、そうでない相手にはいくら内面を磨いても効果はありません。

内面や性格で勝負したい、という人はこういった短期間で判断される突発的な関係から恋人を探すのは諦めて、自分と複数回会う機会のある人から相手を探した方が現実的です。

女性が初対面の男性を評価するポイント

共通して良い印象を与えた要素

女性が初対面の男性を評価するポイントの1番は顔ですが、次に挙がるのは「運動神経が良さそうに見えるか」です。

「運動神経」というのがポイントで、これは努力して「運動能力」を高めて効果があるかというと怪しいです。

女性は男性の何気ない動作、歩き方や姿勢、頭をかいたり物を取る時の腕の動作から相手の運動神経の良さを感じ取っています。というか男性でも相手の運動神経が良いかどうかはなんとなく動きでわかりますよね。

この調査がえげつないのは、よく言われる「足が速くてモテるのは小学生までだよ」というウソを完全に打ち破ってしまったことです。

足が速い人の中にも稀に運動神経が悪い人もいますが、基本的に運動神経が良い男性というのは足も速いです。小学生でモテた男性は大人になっても生まれ持った運動神経の良さでずっとモテ続ける、ということが科学的にも証明されてしまったわけです。

共通の傾向がない、好みの問題の要素

逆に、女性が男性を評価する際に特に共通した傾向が見られなかった、個々人の好みによる部分が大きかったのが次の要素です。

  • 年齢
  • 身長
  • 体重
  • スポーツ以外の趣味
  • 政治的な意見
  • 性格的な特徴
  • 出会った時の気分
  • 自尊心

女性は人によって対象年齢が広かったり狭かったり、性格や自尊心も初対面の段階では気にしないことがわかりました。

身長が重視されなかったのは意外ではないでしょうか。もちろんこれは個々人の好みの問題なので、人によっては「170㎝以下は人権が~」みたいなことを言い出す人もいるわけですが、全体の傾向としては共通していなかったということです。

女性の男性に対する初対面の印象はルックスと運動神経で決まっている、という調査結果でした。

男性が初対面の女性を評価するポイント

続いて男性が初対面の女性を評価するポイントです。これは多数の共通点が見られました。

共通して良い印象を与えた要素

  • ルックスの良さ
  • 低体重
  • 運動神経の良さ
  • 政治的意見の一致
  • 常に機嫌がいい(メンタルが安定している)
  • 自尊心(自分の意見をしっかり持っている)

女性と違って、男性は相手の女性が低体重かどうか(痩せているかどうか)を気にします。

というとあらぬ勘違いを生みそうなので念を押しておきますが、BMIが標準以下であれば痩せていると分類しています。そもそもアメリカは極めて肥満率が高い国なので、BMIが高い女性が日本の比ではないくらい多いです。

また、政治的意見の一致やメンタルの安定、自尊心など、女性は評価しなかった内面的な部分も、男性は初対面の段階で評価していることがわかります。女性に限れば内面を磨くことも初対面の印象を良くするのに有効なことがわかります。

共通の傾向がない、好みの問題の要素

  • 共通点の多さ(類似性)
  • 安心感
  • 包容力

こういった内面の深い部分に関しては共通した傾向が見られませんでした。というより初対面の5分でこのレベルの内面を読み取るのはなかなか難しいはずです。

意外なのは共通点の多さは初対面での印象には影響を与えなかったという点です。共通点が多いと親密度が高まるというのは様々な心理学の実験で確かめられているのですが、こと初対面に限っては関係なかったようです。

初対面で悪い印象を与えてしまう要素

相手への好意を猛烈にアピールする行為(好き好きアピール)は、男女ともにかえって悪い印象を与え、もう会いたくないと思わせる効果の方が高かったことがわかっています。

会ったばかりなのに強く好意をアピールしてくる異性には、好意よりも性欲を強く感じてしまうのでしょう。

実際に一目惚れはほぼ性欲によってもたらされていることが科学的にもわかっています。一目惚れしやすく、がっつきやすい人は、せめて初対面ではその好意を抑えるように振るまった方が、相手からの印象が良くなるかもしれません。

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