恋愛関係を構築・維持するうえで、愛情を伝えることはとても重要です。しかし、伝え方を間違えるとかえって関係を悪化させてしまうことも。この記事では相手にちゃんと愛情が伝わる方法のTOP4と、逆に愛が冷めてしまう間違った愛情の伝え方2選をご紹介します。
相手が喜ぶ愛情の伝え方TOP4
ペンシルベニア州立大学では495名の男女に60種類以上のシナリオを提示し、「どの場面で最も愛情を感じるか」を評価してもらう実験を行いました。
その結果特に愛情を感じた状況は次のとおりです。
第1位:自分が困っているときに助けてもらったとき
堂々の第1位は自分が困っているときに助けてもらったとき。
やはり困難な状況に手を差し伸べてくれる人にこそ人は愛情を感じるようです。
あなたが男性であれば、女性が高いところにあるものを取ろうとして大変そうにしている時に取ってあげたり、ペットボトルのフタが開かなくて困っている時に代わりに開けてあげたり、このようなちょっとした気配りで女性は愛情を感じてくれやすいです。
あなたが女性なら、男性が疲れて弱っている時に愚痴を聞いてあげたり、ちょっとしたケガをしてしまった時に応急処置をしてあげたりすると愛情が伝わりやすいです。
第2位:子どもが懐いてきたとき
第2位は子供が懐いてきたときです。これは狙ってできるものではありませんが、公園や遊園地でのデートやデパートのイベントなどで近くにいた子供がくっついてきたとき、その子供に対して親切に対応してあげると良いでしょう。
懐いてきた子供への対応は、将来自分たちが夫婦になって子供を連れてお出かけしている時のことを想像したり、将来自分たちに子供ができたとき子供にどう接するのか、というイメージを膨らませるのでしょう。
第3位:ペットが懐いてきたとき
子供に限らずペットが懐いてきたときにも人は愛情を感じるようです。
子供や動物に好かれるということは、この人は愛情深い人なんだな、というイメージを持つのかもしれません。
第4位:直接「好きだ」と言われたとき
相手に直接「好きだ」と言われたときは意外にも第4位です。
人は言葉ではなく行動により愛情を感じるようです。
もちろん「好きだ」と言葉に出してあげることも重要ですが、それ以上に普段の行動で愛情を示すようにした方が、愛情を伝えるには効果的なんですね。
相手が嫌がる愛情の伝え方2選
この実験では、愛情表現でしているつもりでも、愛情を感じない、むしろ関係を悪化させるものも見つかりました。
それが次の2つですが、共通するのはストーカー気質、メンヘラを想起させるような行動・言動です。
相手の居場所を確認しすぎる
頻繁に「今どこにいるの?」と聞いたり、行動を逐一把握しようとする行為は、相手に窮屈さを感じさせます。
束縛と思われ、信頼関係を損なう原因になります。
「いつも一緒に居たい」と強く求める
相手の自由を制限しすぎるような言動も、愛情を伝える方法としては逆効果です。
適度な距離感を保つことが、関係を長続きさせる秘訣です。
男女での結果の違い
これらの傾向自体は男女で共通していたのですが、男性よりも女性の方がより一致傾向が強いという結果でした。
つまり、男性の場合は傾向としては同じですが、人によって愛情を感じる行為や順位にバラつきがある。
一方で女性はより多くの人が同じシチュエーションに愛情を感じたという結果です。
今回の研究結果は男女どちらでも活かせるないようですが、男性から女性への愛情表現の方がより効果的な可能性が高いようです。