好きな人ができたけど彼氏/彼女がいる、諦めるしかないか…。という方はいいのですが、何が何でもと略奪愛に走ってしまう人もいます。どうせやるのなら勝算の高い方向で略奪を仕掛けましょう。この記事ではそんな方法についてご紹介します。
恋人の有無を確認する
気になる人ができたら恋人の有無はさらっと確認してしまいましょう。相手に恋人がいるのかどうか、現在の仲はどんな感じなのかによって今後の仕掛け方がまったく変わってきます。
例えばこんな感じです。
- あなた:〇〇さんってモテそうだよね
- 相手:えー全然そんなことないよ
- あなた:ウソだー、最後に彼氏/彼女いたのいつ?
- 相手:えー今も付き合ってる人はいるけどー
こうやって相手に現在彼氏/彼女がいるのかをさらっと聞き出しましょう。この時言いづらそうにしていたり、おどおどしていると必要以上に深い意味を持たせてしまいます。聞くなら堂々と、さらっと聞きましょう。
この時「一応」とか「いるけど」など、ネガティブな表現が混じっていればチャンスです。こういう言い方をする場合、恋人との関係がうまくいっていない、何らかの不満を抱えている可能性が高いです。
恋人との現在の状況を聞き出す
現在付き合っている相手との関係に不満を持っていそうなら、話題をそちらに誘導して相手の話を引き出してみましょう。
特に女性は恋愛話を好む傾向にあり、特にうまくいっていない恋愛は誰かに相談に乗ってもらいたいと考えていることが多いです。
例えばこんな感じ。
- 相手:えー今も付き合ってる人はいるけどー
- あなた:けどー?
- 相手:最近忙しいらしくて全然会えてないんだよね
- あなた:そうなんだ、寂しいね
- 相手:LINEの返信も全然返ってこないし
- あなた:それはきついね、相手もきっと寂しがってるよ
このように話を持っていけば、相手の相談役になりつつ、現在の恋愛事情や相手の恋愛観を聞き出すことができます。
話を聞いていくうちに相手と恋愛観が合わないな、と思えばそれ以上追いかけなくてよくなりますし、自分と一致していれば相手との親密度が上がります。これは心理学的に、人間は自分と似た相手を選ぶ同類交配という傾向にあるためです。
相手の彼氏/彼女を褒める
相談にのってあげる時、重要なポイントがあります。それは決して相手の彼氏/彼女の悪口を言わず、むしろ褒めてあげることです。
恋人の悪口を言ってしまうと人間はそれに反発して、その恋がかえって盛り上がってしまう傾向にあります。このように2人の恋になんらかの障害が立ちはだかることでかえって恋が盛り上がってしまう現象を、心理学では「ロミオとジュリエット効果」と呼びます。
略奪愛を仕掛けたいならむしろ相手を褒めてあげることで、好きな人自身から恋人の悪口を言ってもらうよう仕向けましょう。
例えばこんな感じ。
- あなた:それはきついね、相手もきっと寂しがってるよ
- 相手:えー、そうかなぁ
- あなた:きっとそうだよ、彼氏/彼女も〇〇さんとの将来のことも考えて今は仕事に打ち込んでるんじゃないかな
- 相手:絶対ないよー、こないだも友達と居酒屋行ってる写真SNSにあげてたしー
- あなた:そうなの!?
- 相手:そーひどくない?
こうやって相手から恋人の悪口を引き出すことで、相手に彼氏/彼女の悪い部分が刷り込まれていきます。これは一貫性の原理といって、人間は一度決めたことや言ったことに一貫性を持たせようとする習性があり、自ら恋人の悪口を口にすることで、その交際への疑問が膨らんでいきます。
秘密を共有する
こうやって相手の相談役としての立場を築いていくことで、いずれ他の人には話さないような深い話もすることになるでしょう。
そこまでの関係になれれば大チャンス。人間は秘密を共有した相手に対し強い親近感を持つようになることが心理学的にもわかっています。
「親密な関係だから深い話をするんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実は逆なんですね。相手と秘密を共有できるようになれば距離感はググっと近づき、少なくとも相手のナンバー2の位置になれる可能性は高いです。
略奪できる相手は浮気性
最後に大切な注意点です。略奪愛が成功するということは、仮にあなたがその相手と付き合えたとしても、また別の相手に略奪されてしまう可能性は高いです。
遊びの関係ならいいのでしょうが、本気でその人のことを好きで付き合うのなら、ちょっとケンカしたり、気まずい雰囲気になったり、会えない日が続くと、そのたびに誰かに略奪されてしまうのではないか、とビクビクしながら付き合うことになります。
とはいえ世のイケメン/美女の多くは中学生くらいからほとんど絶え間なく彼氏/彼女がいるケースが多いです。魅力的な相手はそれだけ需要が高く、ライバルも多いことは覚悟しておきましょう。