人間はほぼ外見で相手を判断します。ファッションはそんな外見の中でも大きな影響を持つ要素です。今回はその中でも知性が低く見られる、と学術的な研究によって裏付けられたファッションをご紹介します。
心理学に裏付けられたファッションの影響
ファッションや外見は人の印象に大きな影響を与えます。実際、「高価に見える服を着るだけで、能力が高いと評価される」という研究結果も存在します。しかも、その服が借り物であったり、所有していないことが相手に知られていても、印象は変わりません。
人間は同類交配といって、自分と似た人に好感を持つことが知られています。あなたが男性で頭の軽そうな女性で遊びたい場合や、あなたが女性で外見や第一印象が魅力的と感じる男性に遊ばれたい場合は、ファッションで調整していくことで好感を得やすくなります。
もちろん、真剣交際を考えていて、知性が低そうな異性には好かれたくない、という場合はこういったファッションを避けることで、遊びの対象にされづらくなります。
ピアス
ある研究では、ピアスの数が増えるほど「知性が低い」と見られる可能性が高くなることが示されています。男性の場合、この傾向が顕著で、ピアスをつければつけるほど知能が低そうに見られることがわかっています。
一方で、女性の場合、適度なピアスは「クリエイティブに見える」というポジティブな評価を受けることがわかっていますが、つけすぎるとやはり知能が低そうに見られるようです。
遊び相手を探している場合はピアスをたくさんつけて行った方がよく、遊びの対象にされたくない場合はピアスはつけないか、つけても1つだけにするなど調整しましょう。
タトゥー
リバプール大学の研究によると、タトゥーのある人は「いやらしく見える」と評価されることが多い傾向にあります。また、特にタトゥーが多い場合、軽い相手と見なされる可能性が高くなることも判明しています。
さらに、タトゥーのある女性はナンパされる確率が高い一方で、あくまで短期的な関係を求められているだけであり、真剣な交際につながるわけではないことも研究で示されています。
自己表現の一環としてタトゥーを入れる人もいますが、現実問題として、遊びの恋愛の対象になりやすくなることは避けられません。
露出度の高い服
露出度の高い服を着る女性は、ナンパされる確率が高まりますが、やはり性的な目的で声をかけられる場合が大半で、真剣な関係を求められるケースは少ないことがわかっています。
過度な露出や目立つ服装は短期的な注目を集めたい場合には効果的ですが、長期的な関係を望んでいる異性を遠ざける結果に繋がります。
ファッション選びのポイント
ファッションは自己表現の一部であり、趣味として楽しむのはもちろん自由です。
しかし、研究からわかる事実として、ピアスやタトゥー、過度な露出は「遊びの関係を望んでいる人」「軽い関係を望んでいる人」というアピールになります。
あなたが遊び相手を探している場合はこういったファッションを意識し、逆に遊びの対象にされたくない場合はこういったファッションは避けた方がいいでしょう。
自分からチャラいアピールをしていたら、真剣交際を望む真面目な人は当然離れていきますし、後から実は真剣でした、などと言われてもナンパ師だってきっと困ります。