告白・プロポーズには相手の気持ちも大切ですが、タイミングも重要です。この記事では科学的な根拠に基づき、告白・プロポーズが成功しやすいタイミングを、独自の解釈も加えて考察し、ご紹介します。
告白・プロポーズが成功するための大前提
まず大前提として、告白であれプロポーズであれ、相手にその気が一切ない状態では、どれだけベストなタイミングでも失敗します。
当たり前ですね。1ミリも好意がない、何ならキモいとさえ思っている相手から告白されれば、それがどんなタイミングであってもお断りするのはあなたも同じはずです。
プロポーズも同様です。遊び相手、他に何人も付き合っている相手がいる、ただの金ヅルだと思っている。そんな相手へのプロポーズはたとえ最高のタイミングであっても失敗します。最悪の場合、結婚詐欺のカモになってしまうだけでしょう。
なので告白であれば最低でもある程度の脈があること、プロポーズであれば相手があなたをただの性交渉の相手ではなく、きちんとした結婚相手として考えていることが大前提になります。
人間の決断力が高まる・低まるタイミング
告白を受ける、プロポーズを受けるというのはそれなりの決断力、意思決定能力を要する場面です。これらは「自己コントロール能力」とも呼ばれますが、人間は身体の状態によってこの能力が上下します。
具体的には、血糖値が下がっているタイミングでは人間は自己コントロール能力が下がります。自己コントロール能力が下がっている状態では、人間は大きな決断・思い切った決断をする能力が下がります。
このタイミングで告白やプロポーズをして相手に決断を迫っても、ポジティブな返答を得られる可能性は低い、というわけですね。
逆に言えば、血糖値が十分なタイミングで告白やプロポーズをすれば、相手がYESと決断を下してくれる可能性は高くなります。
告白・プロポーズをする最適なタイミング
では具体的にこの「血糖値が十分なタイミング」というのはいつなのでしょうか。
人間はご飯を食べると血糖値が上昇します。しかしすぐにではありません。食べ物が口に入ってから消火されて栄養になるまで、だいたい30分~3時間程度はかかります。
この中で血糖値が十分に上昇してくるのは食後30分以降、ピークに達するのが食後1時間、そして食後2時間くらい経つと血糖値は再び空腹時の状態に戻ります。
つまり告白・プロポーズをするのに最適なタイミングはズバリ「食後30分~1時間の間」です。
そう考えると、ディナーの後に告白・プロポーズをするという一般的な手法は実はかなり合理的です。
あなたも気になる相手がいたり、結婚を真剣に考えている場合は、その相手とおしゃれなレストランで食事を楽しんでから夜景の見えるスポットに移動して、そこで告白、という流れを踏むと、求めている返事がもらいやすくなるかもしれません。