気になる人、好きな人にいつもより踏み込んだアプローチをかける時、少しでも口説きやすくなる話題や状況を作り出したいものですよね。今回はイスラエル大学が行った実験をもとに、異性を口説きやすくなる話題と会話の持っていき方についてご紹介します。
イスラエル大学の観察実験
イスラエル大学では次のような観察実験を行いました。もともとは「浮気しやすい人の特徴を調べる実験」だったそうですが、この研究結果は、もともと口説きやすい人じゃなくても話題や会話次第で口説きやすくなるのではないか、という考察も可能です。
実験内容は次のとおりです。
- 数人の美男美女を雇って研究員のフリをしてもらう
- 男女200人の被験者を集め、研究員のフリをした美男美女と面談を行ってもらう
- 監視カメラなどを用いて参加者の反応を観察し、参加者がどれほど「好意的なサイン」を示したかを客観的に観察
「好意的なサイン」とは視線の動きや体の接近具合、会話の仕方やトーンなど、心理学的に好意的な異性に対して示すサインとされているものです。
浮気しやすい・口説きやすい人の共通点
実験の結果、特定の特徴を持つ人々が美男美女に対して無意識に反応しやすいことがわかりました。
1. 過去にひどい恋愛経験を持つ
- 浮気された経験
- 暴力や暴言を受けた経験
- ひどい振られ方をした経験
こうした経験を持つ人々は、魅力的な異性を目の前にすると好意的なサインを送りやすい傾向がありました。
これについて研究チームは、「傷ついた心を癒すために、異性からの関心を無意識に求めている可能性がある」と分析しています。
2. 自尊心の低下
過去の恋愛で自信を喪失した結果、「自分の価値を再確認したい」という心理が働くことがあります。
特に魅力的な異性からの反応に対して、敏感に反応してしまうのです。
口説きやすい状態を作る方法
この研究から、相手を「口説きやすい状態」に持っていくための具体的なアプローチが浮かび上がります。
1. 過去の恋愛について話を引き出す
相手の過去の恋愛経験、特に辛かった体験を上手に引き出しましょう。この過程で「共感」を示すことが重要です。
例えば
- 「どんな恋愛をしてきたの?」
- 「辛い経験があったら、話してもらえる?」
こうした質問をすることで、相手は過去の感情を思い出します。このとき、「自分を癒してくれる人」と感じる心理が働く可能性があります。
2. 自分も率直に話す
相手が心を開きやすくなるように、自分の恋愛経験も率直に話しましょう。特に、辛い恋愛経験やそれを乗り越えたエピソードを共有することで、信頼感を築けます。
まとめ
人間は過去の経験に大きく影響されます。恋愛経験も同じです。辛い恋愛経験を持つ人ほど、新しい出会いに敏感であり、心を開きやすい状態になることがわかっています。
口説きたい相手がいる場合は、彼らの過去の恋愛話を引き出し、そこから共感を深めることがポイントです。ただし、相手の感情に寄り添う姿勢を忘れずに!