「好きな人はいるんだけど、完全に脈ナシなんだよなぁ」「気持ちを伝えて友達関係ですらなくなってしまうのが怖い」こういった恋愛の悩みは尽きません。今回は脈ナシの状態から脈アリに変える、心理学や行動科学に基づいた方法をご紹介します。
第5位:全力で相手の話に興味を持つ
外見は短期的な恋愛においてはほとんどすべてといっても過言ではない要素ですが、脈ナシを脈アリに変えたいということはある程度の期間人間関係が続いていて、今後も会える機会がある状態のはずです。
こういった長期的な関係、最低でも出会ってから3カ月以上関係が続いている場合の恋愛では、人間は相手の内面を見ることができるようになってくるため、共感能力が重要になってきます。
心理学的には、人間は「自分を理解してくれる」と感じたとき、相手に親近感を抱きやすくなります。そのため、相手の話に全力で興味を持つことは有効なアプローチです。
- スマホを見ずに、相手の話に集中する
- 相手が興味を持っている話題について質問を投げかける
- 話の内容を記憶し、次回の会話でさりげなく触れる
例えば、相手が趣味や好きなものについて話した場合、「それってどういうところが面白いの?」と質問して、話を広げていくと好印象を与えられます。
第4位:共通点を3つ見つける
仲良くなるには相手と自分の共通点を見つけることが重要です。趣味や興味、出身地、仕事のポジション、なんでもいいので、相手との共通点を見つけることができれば、心理的な距離がグッと縮まります。
- 趣味や興味について質問し、会話の中で共通点を探る
- 見つけた共通点を相手と確認し、共有する
心理学では共通点の多さが親密さに直結することが示されています。特に友人関係から恋愛関係に発展させたい場合は、共通点を増やしておくことで、自然な形で距離を縮められます。
第3位:向上心を発揮する
「未来を一緒に過ごしたい」と思われるには、相手に「将来性」を感じさせる必要があります。その鍵となるのが向上心を示すことです。
- 新しい趣味やスキルの習得に挑戦し、その努力を相手に伝える
- 仕事や健康への取り組みなど、自己成長を目指している姿勢を見せる
向上心がある人は、魅力的で将来の可能性を感じさせる存在として評価されやすくなります。
第2位:一貫性を強化する
相手との信頼関係を築くには一貫性が重要です。行動や態度にブレがない人は、安心感を与え、恋愛対象としても信頼されやすくなります。
- 急に態度が変わらないよう、感情の起伏をコントロールする
- 自分の価値観や信念を明確にし、それに基づいた行動を心がける
心理学では「予測可能性」が信頼の基盤になるとされています。「予測可能性」とは、「この話題にこの人ならこういう反応をするだろうな」「この場面でこの人はこういう行動を取るだろうな」という予測と、実際の行動が一致することです。
普段から一貫性のある言動を心がけていれば、相手のあなたに対する「予測可能性」が高まり、信頼感が生まれます。
第1位:ユーモアを鍛える
ユーモアは世界共通で人間関係を円滑にするスキルです。心理学の研究では、ユーモアを持つ人は知的で魅力的、かつ親しみやすい印象を与えることが分かっています。
- 日常の出来事をポジティブに捉え、笑いに変える習慣をつける
- 適切なタイミングで軽いジョークを交え、会話を盛り上げる
ブラックユーモアのような鋭い切り口でも、適切に使えば「知的で魅力的」と評価されることがあります。ただし、相手が不快に感じない範囲で使うことが大切です。
脈ナシから脈アリへの転換には、外見的な要素だけではなく、心理的なアプローチが必要です。これらのテクニックを実践し、相手との関係性を深めてみてください。