カップルが別れる理由トップ10

カップルが別れる理由トップ10

現代のカップルは交際してもそのまま結婚まで行くケースは少なく、そのほとんどは別れるという形で終わりを迎えます。ではカップルが別れる理由にはどのようなものがあるのでしょうか?今回は心理学の研究をもとに、よくある理由とその回避法を解説します。

第10位 楽しさの欠如

多くのカップルが経験する問題のひとつが、「楽しさの欠如」です。最初は新鮮で楽しい関係も、時間が経つにつれて日常化し、刺激が少なくなりがちです。このような状況が続くと、関係が退屈に感じられ、次第に破局へと向かう可能性があります。

別の研究では結婚前に同棲をしていると、将来離婚する可能性が高くなる、というものもあり、日常などの退屈な共有すればするほど相手に飽きがきてしまうようです。いわゆる「なんか冷めた」というのはこのパターンですね。

心理学の研究では、刺激的な体験を共有したカップルは長続きする傾向があることが示されています。例えば、スポーツやスリルのあるアクティビティを一緒に楽しむことで、お互いへの新鮮な気持ちが生まれやすくなります。

第9位 経済的なメリットの不足

これは男性側が別れる理由としてはあまり挙がらないのですが、女性は経済的なメリットを享受できなくなるとその男性に冷める傾向にあります。これは進化心理学的にも、女性は男性の資源獲得能力に惹かれる遺伝子が生き残ってきた、と考えられています。

特に日本では破局や離婚の理由1位に挙がることが多く、シンプルに「私と子供を養えない男性に魅力を感じない」というのが女性の動物的な本能のようです。

重要なのは女性の側は「お金がないと現実問題苦しいし将来も…」と理性的に考えているわけではなく、本能的に「お金を稼げなくなったオスそのものに魅力を感じられなくなってしまっている」ことです。つまり女性側の認知としては「あの男性に魅力を感じなくなった」と本気で認識しています。

第8位 証明の欠如

人間は承認を求める生き物です。特に大切な人に自分を認めてもらえている実感があることは非常に大切です。

たとえば、自分のことを認めてくれない、色々やってあげてるのに感謝されない、尊敬されていない、自分を理解してくれない、こういった感情を持ったり、持たれてしまうことが別れる原因となります。

重要なのは実際にどうか、ではなく、相手がどう感じているか、です。極端な話、相手のことを雑に思っていても、相手が「大切にされている」と感じてさえいれば問題にはなりません。

第7位 感情の距離

感情的な距離が遠ざかった、と感じることも別れの原因となります。たとえば、会話がなくなった、会う頻度が減った、一緒にいてもなんとなく距離を感じる、といったことです。

現代ではスマホを使って相手との心の距離を測れるのではないか、という心理学の研究もあります。スマホを触っているパートナーに話しかけて、ちゃんと手を止めてくれるかどうかでその関係が長続きするかどうかがわかる、というものです。

10回話しかけたうち8~9回とほぼすべて手を止めて話を聞いてくれるカップルは長続きする傾向にあり、逆に別れが近いカップルは3回くらいしか手を止めないようです。

第6位 相性の悪さ

人間どうしですから相性が悪いのは当然別れる理由となります。

ただこれは人と人との相性というより、今の状態での相性、という意味です。状態というのは個々人というよりもその時の環境に左右される部分が大きいです。

たとえば意見が合わない、生活スタイルが異なる、価値観が違う、といったことが挙げられますが、これらは年単位あれば変わることもあるので、その人個人との相性というよりは環境の影響が大きいです。

とはいえ、こればっかりは簡単に変えられるものではないので、これが理由なら仕方ないところもあります。

第5位 肉体的な問題

いわゆる身体の相性、というよりはもう少し広いです。

もちろん身体の相性も含まれますが、肉体的な愛情が足りない、回数が少ない、時間が短い、前後の時間に愛情を感じられない、もっと軽い肉体的なスキンシップが足りない、手を繋いだり、ハグをする回数が少ない、というのもこの肉体的な問題に含まれます。

恋愛のパートナーですから、愛情表現というのはそれだけ重要になってくるわけです。

第4位 外部要因

転勤で遠距離恋愛になってしまった、残業が増えて会える回数が少なくなった、親の看病が必要になって時間が取れなくなった…など、自分たち以外の要因が別れの理由としてこんなにも上位に上がってきます。

ビジネスオーナーや資産家、自由業であればこういった問題をコントロールできる場合もありますが、多くの人はサラリーマンですのでほとんど自分ではどうしようもない問題です。

第3位 撤退

これはかなり深刻なパターンで、パートナーに対してもうほとんど興味を持てなくなってしまった状態です。パートナーが明らかに協力的ではない、献身的でもない、お互いに無関心に近い状態です。

普通に考えればここまで行く前に別れそうなものですが、人間は習慣に慣性のようなものがはたらき、現状を維持しようとする傾向が強いことがわかっています。

現状を変えるのはエネルギーが必要なので、こうなってしまうまで別れられないカップルも少なくありませんでした。

第2位 信頼の破壊

いわゆる浮気、または浮気をしていないのにひどく疑ってしまって疑いが晴れない、または疑われたことに対して許せなくなってしまった、という状態です。

実際、世の中で半分くらいの人は浮気をしているという調査結果もあり、単純計算するとカップルがどちらも浮気をせず真摯に付き合っている割合は25%、つまり4組のうちたった1組だけという計算になります。

ほとんどのカップルはどちらかが浮気をしているわけなので、別れる理由のここまで上位に浮気が入ってくるわけですね。

心理学や生物学、歴史を学べばよくわかりますが、人間の本質は本当に汚いです。だからこそ物語という空想だけはあんなにもきれいなのでしょう。

第1位 相手の欠点

第1位はストレートに相手の欠点に我慢ができなくなった、というものです。シンプルですね。

たとえば、誠実性が足りない、勤勉さが足りない、といったものから、将来性が見込めない、人間的な魅力が足りない、小さな欠点が多すぎる、といったものまで様々です。

どうしても交際前に見える部分は限られているため、付き合ってみてから相手の欠点が見えてくる、というのはすべてのカップルが経験することです。その欠点が自分の許容範囲を超えていた場合には別れの理由となってしまいます。

ほかにも付き合う前は必死に自分磨きをしていたのに、付き合ってからは筋トレも美容もおろそかになり、どんどんダサくなっていく、といったことも挙げられます。

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