好きな相手との会話は楽しくなってついついしゃべりすぎてしまうものですが、実は中途半端なところで次回に持ち越した方が、あなたを意識させることができます。この記事では心理学における【ツァイガルニク効果】と、それを恋愛に適用した解釈をご紹介します。
ツァイガルニク効果とは
ツァイガルニク効果は旧ソビエト連邦の心理学者ブリューマ・ツァイガルニクが実験によって示したもので、「課題は完了してしまったものより、未完了のままの方が想起されやすい」というものです。
テレビで映画やドラマやアニメを見ていると、必ず良いところ、中途半端で続きが気になるところでCMを挟んできたり、次回に持ち越しますよね。あれはあえてキリの悪いところで中断することにより、視聴者に「続きを見たい」と意識させ、次回まで何度も思い返してもらうめです。
話は気になるところで切り上げると良いワケ
好きな相手とのデートや、飲み会・合コンで気になる相手としゃべった時に、これはテクニックとして応用できます。
つまり、「あえて話を中途半端なところで切り上げてしまおう」というものです。
会話が盛り上がってきたタイミングで
- 「あ、今日はそろそろ帰らないと」
- 「ごめん、仕事の緊急対応が入っちゃった」
ということにして、自分からその日のデートを終わらせます。
相手が食い下がって来たら、「じゃあ続きは次会った時にね!」と言って、さらっと別れてしまいましょう。
話を半端にするのはあなたも気持ち悪いかもしれませんが、こうすることで相手は次にあなたに会うまで、何度もあなたとの会話を思い出し、記憶は思い返すことでどんどん強化されて忘れづらくなります。